クロ・“Kuroky”・サレヒ・タクハソミが率いる前Team Liquidのメンバーたちが、今後は『Nigma Esports』という名前で活動することを発表した。

 Kurokyとそのほかのメンバーたちは9月にTeam Liquidを退団。その後、メンバーが今後も活動を共にし、新しい組織を作る予定であることを表明していた。

 発表では詳細については語られていないが、新チームは選手所有の組織となる模様だ。また、チームの公式Twitterアカウントによると、『Nigma』という名前はアラビア語の『najima』から来ており、『星』を意味するのだという。

 


 Kurokyは史上初の選手所有チームであるTeam Secretの一員であったことで知られる。SecretはKurokyのチームメイトであるクレメント・“Puppey”・イワノフによって創設され、OGの創設者であり共同経営者であるヨハン・“N0tail”・サンドスティーンも所属していた。

 Nigmaは2019-20シーズンの『Dotaプロサーキット』に参戦するとみられており、1月9日から12日にかけて開催される『WePlay!ブコバル・マイナー』や、1月18日から26日にかけて開催の『ドリームリーグ・シーズン13:ザ・ライプチヒ・メジャー』の予選に出場することが濃厚となっている。

 参戦が実現すれば彼らは優勝候補の最右翼になるだろう。Kurokyとチームメイトたちは『ザ・インターナショナル2017(TI7)』での優勝経験があり、さらにTI8では4位、TI9では2位に入っており、近年のDotaで最も成功を収めたチームだといえる。

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