Valveが来季よりDotaプロサーキットを変革し、地域リーグ制を導入すると発表したため、これに対して選手たちからも多数の意見が寄せられている。

 トッププロたちの意見をおさらいしておこう。


 イーヴル・ジーニアスズのタル・“fly”・アイジクは、Valveによる変革は、長い目でみればシーンに恩恵をもたらすとTweetした。

 一方、チーム・リキッドのアイディン・“iNSaNiA”・サルコヒとアライアンスのネタ・“33”・シャピラは、リー・“Heen”・ソンゴンの意見に同意を示した。彼らはヨーロッパ勢のメジャー出場枠が最大でも4つにしかならないことに不満を示している。


 また、Heenとチーム・シークレットのディレクターであるマシュー・“Cyborgmatt”・ベイリーは、今回の変更によってDPC以外のDota2のイベントが大打撃を受けるとし、批判的なコメントを残している。

 アライアンスのジョナサン・“Loda”・ベルグCEOとカオス・Eスポーツ・クラブのDota2部門マネジャーのジャック・“KBBQ”・チェンは、試合が増えるにも関わらず、賞金総額に変更がないことに不満を示している。

 チーム・リキッドのコーチ、ウィリアム・“Blitz”・リーは、最も競技レベルが高いヨーロッパが変更によって一番打撃を受けるとした。



 一方、中継を担当するキャスターたちは試合数の増加を歓迎している。

 トビー・“Tobiwan”・ドーソンとジョリエン・“Sheever”・ファンデルヘイデンは、Dota2の競技シーンをレベルアップさせる上で、Valveは正しい判断を下したと評価している。

 なお、デイヴィッド・“LD”・ゴアマンはValveは『ザ・インターナショナル』の賞金の一部を、試合数が増加するDPCシーズンの大会に割り振るべきであるという見解を示した。

READ MORE: 【Dota2/キエフ・マイナー】グループステージの組み合わせが発表!