『SEAゲームズ2019』の『アリーナ・オブ・バロール』(以下、AoV)トーナメント準決勝、タイのWorkpoint Fighting FishがインドネシアのEVOS Esportsを撃破した。
トーナメント準決勝ステージは、ダブルエリミネーション、ベスト3の形式で決まり、チャンピオンの全体ピックが禁止されているルールとなる。
ゲーム1
サトリア・アディ・“ Wiraww”・ウィラタマのD’Arcyがナタポン・“ KiNESiS”。チャイチャナサップに対して初キルを奪い、最初のゲームはインドネシアにとってはとても期待できる展開に見えた。
だが幸先良いスタートにもかかわらず、インドネシアはタイの中心部を一気に破壊できない。20分を過ぎたころ、タイは試合の流れを落とし、ディフェンスをとてもうまくやった。
展開が荒々しくなり、タイはトップレーンを介し、インドネシアの中心部に攻め込んだが、インドネシアは仕留めてこようとする勢いをなんとか引き延ばし、“勝利”の流れを変える、そうしてインドネシアが最初のゲームを取った。
- Team FlashがArena of Valor International Championship 2019で優勝
- SEA Games 2019でシンガポールを代表するEvos Esports and Resurgence
ゲーム2
タイの2ゲーム目はリベンジの時だ。キャプテンのラサガン・“Gzy”・スワンチャイのOrmarr が試合開始わずか4分でダブルキルを実現。
36,000ゴールドのリード、7つのタワーを破壊、そしてハルタント・“ POKKA”・リウスのXenielがダウンしたことにより、タイはインドネシアの中心部へ攻め込み、1勝1敗に持ち込んだ。
ゲーム3
強烈な内容となった3ゲーム目。タイが勝利寸前まで攻めた状況を、ギラン・ドウィ・ “LLAF ”・ファラーのBrunhildaが救いだす。インドネシアの中心部の体力ゲージはわずか1ピクセルが残った。
だがタイのメンバーが復活し、インドネシアはタイの本拠地へと進出。勝利を手にする。そして『SEAゲーム2019』金メダル決定戦進出となった。
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