Sonyの「The Future of Gaming」オンライン配信の最後に、プレイステーション5(PS5)の本体がついに公開された。これまでの機体とは大きく異なるものだった。
Sonyが次世代コンソール機に採用したのは明確に未来を感じさせる外見。基本的には、PS5は白と黒を基調としつつ青のライティングをアクセントとして織り込んだデザインとなる。
PS5は2つのバリエーションでリリースされる。ゲームをパッケージ版で購入したいプレイヤーは「スタンダードモデル」。ダウンロード版で購入したいプレイヤーには「デジタル・エディション」を選択することになる。
「スタンダードモデル」には光学ディスクドライブを搭載。「デジタル・エディション」にはドライブがなく、よりスリムで滑らかなフォルムとなっている。
今回のイベントでは以前に発表されていたワイヤレスコントローラー「デュアルセンス」の詳細も紹介された。新たなコントローラーでは、ハプティックフィードバックやアダプティブトリガー、モーションセンサー、内蔵マイク、内蔵スピーカーなどの機能によりこれまで以上に没入的なゲーム体験が約束される。
外部機器接続に関しては、USBポートと独自のヘッドセットジャックが搭載される。
さらにSonyはPS5で使用可能な他の周辺機器も紹介した。デュアルセンスコントローラーの充電ステーションや、新デザインのHDカメラ、ワイヤレスヘッドセット「PULSE 3D」、メディアリモートなどの機器だ。
だが、PS5の販売価格がいくらになるのか、また本体リリース時にどのような形のセットで販売されるのかについては明らかにされなかった。Sonyインタラクティブ・エンターテインメント社長・CEOのジム・ライアンが以前に話していたように、この日のイベントは「一連のPS5情報公開の一部」でしかなかったため、公式販売価格の詳細についてはもう少し待つ必要がありそうだ。
Sony PS5は今年の年末に発売される予定となっている。