スポーツとEスポーツの新たなコラボが実現。テニス界のスター選手やセレブリティ、インターネット上の有名人らが一同に会し、任天堂の『マリオテニス エース』によるオンラインチャリティー大会『ステイ・アット・ホーム・スラム』を戦った。
Facebook Gamingとマネジメント会社IMGの主催によるワンデーイベントは5月4日に開催。テニス界とショービジネスのビッグネーム各8人がそれぞれペアを組んでダブルスで対戦した。
出場メンバーのフルリストは以下の通り:
- セリーナ・ウィリアムズ&ジジ・ハディッド
- ビーナス・ウィリアムズ&ディアンドレ・ホプキンス
- マディソン・キーズ&ヘンリー・“Seal”・サムエル
- テイラー・フリッツ&アディスン・レイ
- マリア・シャラポワ&カーリー・クロス
- ケビン・アンダーソン&ライアン・タネヒル
- 錦織圭&スティーヴ・アオキ
- 大坂なおみ&ヘイリー・ビーバー
コメンテーターを務めたのはアメリカのレジェンド選手ジョン・マッケンローとユーチューバーのジャスティン・“iJustine”・エザリックの2人。
決勝はフリッツ&レイのペアと錦織&アオキのペアによるスリリングな激戦となった。フリッツのテレサとレイのピーチ姫が見事なエースを決めて接戦を制し、6-4の勝利で大会を締めくくった。
「正直なところ、実際のテニスのどの試合より緊張していたよ。すごく楽しかった。アディスンがチームを引っ張ってくれたね」と優勝を飾ったフリッツはコメントしている。
フリッツとレイは優勝賞金100万ドルの寄付先として米国内で飢餓に苦しむ子どもたちに食糧を提供するチャリティー団体「No Kid Hungry」を選んだ。
『ステイ・アット・ホーム・スラム』トーナメントの準決勝から決勝までの全ての戦いはFacebook Gamingのページで視聴することができる。
今回の大会と同様に他にもチャリティー大会がオンラインで開催されており、社会的距離を取ることを促すとともに、新型コロナウイルスの世界的危機に苦しむ人々に支援を提供している。