エレクトロニックアーツ(EA)が、長いあいだ袂を分かっていたValveと手を組みなおしている。

 EAは最近、公式ブログでValveと新たなのパートナーシップを締結したことを発表。「EA Access」という新たなゲームサブスクリプションサービスがValveのゲームライブラリである、Steamにデビューする。

 EA Accessは、ゲームのプラットフォーム上で初となり、唯一のサブスクリプションになる。Steamは、EAのサブスクリプションを特徴とする4つ目のランチャーにもなるとのこと。価格は明らかにされていないが、EAは現在、他のプラットフォームでは月額5ドル、年間で30ドルで提供している。

 EA Accessは11月15日にリリースされ、『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』が発売、Steamにて先行予約が可能となる。『Sims 4』や『Apex Legends』など、EAの他のゲームは、すぐにサブスクリプションに組み込まれる。



 ゲームランチャーを一つだけ利用するユーザーについては、OriginおよびSteamのユーザーは、『FIFA 20』や『バトルフィールド V』などのマルチプレイヤーゲームをそれぞれプレイできるようになっている。

 現行のゲームとは別に、EAはユーザーお気に入りのシリーズへを一括割引し、ゲーム内メンバー特典を提供するという。その見た目からおそらく、EA Accessはゲームとプレイヤーの新鮮さをSteamに持ち込むだろう。