先週のEスポーツ界の主な出来事はこちら!

  • Bresoがコントローラーを使ってフォートナイトのLANトーナメントを制した初めての選手に
  • クラウド9がLCSのトップを独走!
  • DotaのレジェンドMushiがチーム・IOの一員として東南アジアで復帰
  • コロナウィルスの影響でEスポーツの大会が次々と中止へ

Bresoがコントローラーを使ってフォートナイトのLANトーナメントを制した初めての選手に

 スポンサーのいないアマチュア選手のBresoは、コントローラーを使ってフォートナイトのLANトーナメントを制した初めての選手となった。Bresoはこの勝利によって賞金10万ドルを手にしている。

 クイーンズランド出身のBresoは、オーストラリア・サマー・スマッシュ・トーナメントで2位に15ポイント差をつける圧勝劇を披露した。

 一方で、Bresoがコントローラーを使って大会を制したことが、物議を醸している。

 プロ選手のマック・“MackWood”・アエソフは、コントローラーを使って優勝したことは「名誉を損なうことだ」とコメントしている。


Credit: LCS

クラウド9がLCSのトップを独走!

 クラウド9はリーグ・オブ・レジェンド・チャンピオンシップ・シリーズの第2週でイモータルズと100スィーヴズを下し、開幕4連勝を達成している。

 クラウド9は開幕週にゴールデン・ガーディアンズと昨季のLCS王者チーム・リキッドを下していた。唯一無敗をキープし、順位表でもトップを独走している。

 今季ボトムレイナーのイェスパー・“Zven”・スヴェニングセンは傑出した活躍をみせており、イモータルズ戦ではKDAで7-0-6の好成績をマークして、チームの15-3での大勝に貢献している。


DotaのレジェンドMushiがチーム・IOの一員として東南アジアで復帰

 東南アジア地域におけるDota2のレジェンド、チャイ・“Mushi”・イィー・ファンが現役復帰することがわかった。フィリピン人のライアン・“Raging-_-Potato”・ジャイ・キと共に新チームを結成したのだ。

 2人は1月31日に、「チームIO」としてDotaプロサーキット(DPC)に登録。新チームのメンバーとして、クー・“Ohaiyo”・チョン・シン、ガルヴィン・“Meracle”・カン・ジアン・ウェン、そしてベンハー・“Nayeon”・ラウィスも登録されている。

 MushiはプロDota史上最も輝かしい戦績を誇る選手の一人で、2013年には伝説的なチーム・DKの一員としてプレー。さらに強豪フナティックでも2015年から2017年までプレーしていた。


コロナウィルスの影響でEスポーツの大会が次々と中止へ

 すでに世界中で3万人以上が感染し、死者の数も600人以上に上っている新型コロナウィルスだが、その感染拡大によって、Eスポーツイベントが続々中止へと追い込まれている。

 すでにDota2の『ロサンゼルス・メジャー』の中国予選が延期となったほか、同じくDota2の『Acer APAC プレデター・リーグ』も開催延期が決定している。

 また、『オーバーウォッチリーグ』で上海ドラゴンズのホームゲームが延期になったほか、Dota2、CS:GO、スタークラフトII、ウィニングイレブン2020が開催予定だったWESGの『APACファイナルズ』も中止となった。

 なお、『リーグ・オブ・レジェンド・チャンピオンズ・コリア』のスプリングシーズンは予定通り行われるが、無観客で開催されることが決まった。