『ONE Eスポーツ Dota2 ワールドプロ・インビテーショナル』のグループステージ第1日が行われ、グループAでは成都メジャーの王者TNC PredatorとJ.Stormが対戦し、1-1のドローに終わった。
ゲーム1
TNCはゲーム1に向けて、キム・“Gabbi”・ビジャフエルテとパク・“March”・テウォンがTiny-Wispのコンビを選択。さらにアルメル・パウル・“Armel”・タビオスがセカンドコアとしてViperを選択した。一方のJ.Stormはデイヴィッド・“Moo”・ハルがLone Druidを、レオン・“Nine”・キリリンがShadow Fiendを選択し、ミドルレーンに強力なメンバーを配した。
レーニングフェイズはTNCがNineのShadow Fiendを封殺してペースを握るが、J.Stormもマルチ・キルを達成し、流れを逆転してみせる。
ミドルゲームではJ.StormがTNCのTiny-Wispのコンビを抑えつつ、自らも攻めに転じる。勢いを味方につけたJ.Stormはそのままチームファイトで優位に立ち、最終的にはTNCから降参の二文字を引き出すことに成功した。
ゲーム2
TNCはゲーム2に向けて布陣の変更を行い、終盤戦を見据えてGabbiがTerrorbladeを選択。それをアシストするために、ミッドレーンのArmelはPuckを選び、ダミエン・“Kpii”・チョクはOmniknightを選択した。
一方のJ.Stormは迷うことなくMooがSvenを、NineがZeusを選択して、盤石のコアを形成する。
TNCはJ.StormのMooにプレッシャーを与えながら、ArmelとGabbiがそれぞれのレーンで勝利を収め、序盤から圧倒する。
結局TNCはMooに全く仕事をさせず、Armelが縦横無尽の活躍をみせ、さらにGabbiがファームに成功した結果、このゲームに圧勝してシリーズを1-1のイーブンで終えた。
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