スクウェア・エニックス 社が公開した『FINAL FANTASY VII REMAKE』の13分のトレイラーは、ノスタルジーをテーマとした傑作ショートフィルムとなっている。

 人気俳優の窪田正孝が演じる水島は、ファイナルファンタジーはXからしかプレーしたことがない、どこにでもいる普通の若者。一方、森田望智が演じる恋人のカナは、兄が『ファイナルファンタジーVII(以下FFVII)』をプレーするのを隣で観ていた思い出がある。

 上司たちが楽しそうにFFVIIの思い出を語るのを聞いた水島は、徐々にゲームに対する興味が募っていく。そしてある夜、カナと一緒に『セブンスヘブン(ゲーム内で“ティファ”が経営していたバー)』でFFVIIの話題に興じていると、そこに熱狂的なFFファンの男性(演者は玉山鉄二)が割り込んでくる。

 水島がFFVIIをプレーしたことがないことに驚いた男性は、同ゲームの登場がいかにエポックメイキングな出来事であり、世界中の何百万というプレイヤーたちに影響を及ぼしたことを語る。

 ネタばれはあまりしたくないが、FFVIIをプレーした経験があれば、このトレーラーに共感することは間違いないだろう。ゲームのプレー画面こそ登場しないが、同ゲームの影響力の大きさは十分に感じ取ることができるはずだ。