PUBGコーポレーションは、『2020 PUBGグローバル・シリーズ(PGS)』の中止を正式に決定した。大会はもともと3月31日から4月12日までドイツのベルリンで開催される予定だった。
 
 中止された大会に代えて、オンラインで地域ごとに分かれた『PUBGコンチネンタル・シリーズ(PCS)』が開催されることになる。

 『PCS』ではアジア、アジア・パシフィック、欧州、北米の4地域に分かれて5月、6月、8月に大会が開催され、賞金総額240万ドルが提供される。

 最初のシリーズとなる『PCSチャリティー・ショーダウン』は5月に開催予定。各地域にそれぞれ賞金総額20万ドルが準備され、そのうち10万ドルは大会参加チームのパフォーマンスに応じて分配される。残りの10万ドルは優勝チームが選んだチャリティー活動へと寄付される。

 6月と8月に開催が予定されるトーナメントはメインステージとなり、参加各チームはそれぞれの地域において最強の『PUBG』チームを名乗るのにふさわしい力があることを証明するチャンスとなる。

 各地域大会に賞金総額20万ドルが準備される。

 『PGSベルリン』は中止されるが、大会出場権を獲得していたチームの予選での奮闘が無駄になることはない。主催者は予選を通過していた全21チームに補償金として各2万ドルの支払いを行う。

Credit: PUBG Corporation

 『PGSベルリン』の予選として『PUBGチャンピオンズリーグ』が現在開催中の中国では、トップ5チームがそれぞれ2万ドルを受け取る。

 アメリカ地域においては、トップシード6チームに割り当てられる総額12万ドルが、準々決勝進出を果たしていた16チームに分配されることになる。

 新たな地域大会についての詳細は近々 PUBG Eスポーツ・ポータルにて公開される見通しだ。