ヤコブ・“YamatoCannnon”・メドビが『リーグ・オブ・レジェンド・ヨーロッパ・チャンピオンシップ(LEC)』の解説者の職を辞し、『リーグ・オブ・レジェンド・チャンピオンズ・コリア(LCK)』のSANDBOX・ゲーミングのコーチに就任することがわかった。YamatoCannnonはすでにリモートでチームと活動しており、渡航許可が下りたらすぐにチームに合流するようだ。

 初めてヨーロッパを離れることになった24歳のYamatoCannnonは、LCK史上初となる外国人コーチとなる。

 LECの解説者になる以前、YamatoCannnonは2018年の世界選手権のグループステージにおいて、チーム・バイタリティを率いてゲン・Gやロイヤル・ネバー・ギブアップを相手に健闘を収めていた。

 結局グループステージ突破は叶わなかったが、LECのチームが東アジアのチームと渡り合うことができることを証明する契機となった。彼の啓発的な助言によってヨーロッパのチームは独自のプレースタイルを採用するようになり、同大会ではLECのフナティックがグランドファイナルズに進出するという快挙につながっている。

 SANDBOXは今季のスプリング・スプリットにおいて5勝13敗で9位に終わっており、立て直しが急務となっていた。チームは入替戦に出場することになったが、グランドファイナルズでセオロアベオル・ゲーミングを下し、辛くも残留を果たしている。

 LCKのサマー・スプリットは6月17日に開幕する。