『ザ・インターナショナル』を2連覇中のOGが、2019-20シーズンの『Dotaプロサーキット(DPC)』のメジャー第3戦から復帰することが分かった。セバスティーン・“Ceb”・デブスが仏レキップ紙の取材に応えた。

 インタビューのなかで、Cebは2連覇中の王者の大会復帰について問われると、「メジャー第3戦目から」と語った。今季のメジャー第3戦は、『ESL One ロサンゼルス』となる。

 メジャー第2戦の予選を観戦したというCebは、『ザ・インターナショナル2019』の対戦相手だったTeam Liquidの面々で構成されたNigma Esportsが予選で敗れた光景を目の当たりにしており、「試合には謙虚の姿勢で臨まなければならない」とした。



 CebとOGのチームメイトたちは、今季のDPCで強豪チームが軒並み苦戦を強いられていることを認識している。中国の名門PSG.LGDも『ドリームリーグ・シーズン13:ライプチヒ・メジャー』のオープン予選で敗退の憂き目にあっているのだ。

 OGも『ESL One ロサンゼルス』へたどり着くためには、ヨーロッパ予選で他の強豪を退ける必要があるため、同じ轍を踏まないよう警戒する必要があるだろう。

 また、現在ゲームの開発者であり、イベントの主催者であるValve社は同一団体から2チームの出場を認めていないため、OGがメジャー第3戦のオープン予選に出場するのであれば、育成目的のために結成されたセカンドチームのOG Seedは予選に出場できないことは指摘しておかなければならないだろう。

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