ESLは『ESL One・バーミンガム2020』が新型コロナウイルスの感染拡大により中止となったことを発表した。なお、ESLは代わりにオンラインの地域リーグを開催することを発表している。
ESL Oneは「ESLのメンバーは、バーミンガムで3年連続のDota2の大会を開催するべく取り組んできたが、ファン、選手、スタッフの安全を最優先することとなった。バーミンガム大会は2021年に開催予定で、購入したチケットは来年の大会でも有効となる」とコメントした。
4つの地域リーグは5月から6月にかけて開催予定で、賞金総額は33万5000ドルとなっている。
リーグはヨーロッパ/CIS、中国、北アメリカ、東南アジアで開催される。各リーグとも異なるフォーマットで開催される。
ヨーロッパ/CISのリーグには16チームが出場し、賞金総額は20万ドルとなる。グループステージは各8チームによる二つのグループに分け、2戦先勝の総当たり戦を行う。各グループの上位4チームがプレーオフに進出する。ESL Oneはすでに14の招待チームのうち、13チームを発表している。残りの2つの枠はヨーロッパ/CISのクローズド予選の上位2チームが進出する。
ヨーロッパ/CIS 招待チーム
- チーム・シークレット
- OG
- チーム・リキッド
- ニンジャス・イン・パジャマス
- アライアンス
- ナートゥス・ヴィンケレ
- VP.プロディジー
- 招待チーム(未定)
- ギャンビット・Eスポーツ
- チーム・スピリット
- ヘルレイザーズ
- バイキンGG
- サイバー・レガシー
- フライトゥムーン
- クローズド予選勝ち抜きチーム①
- クローズド予選勝ち抜きチーム②
中国のディビジョンは8チームにより構成され、賞金総額は5万5000ドルとなっている。グループステージは各4チームの2グループに分け、2戦先勝の総当たり戦を行う。各グループの上位2チームがプレーオフに進出する。ESL Oneは6つの招待チームを発表している。残りの2つの枠は中国のクローズド予選の上位2チームが進出する。
中国招待チーム
- インビクタス・ゲーミング
- チーム・アスター
- スパーキング・アロー・ゲーミング
- クローズド予選勝ち抜きチーム①
- ロイヤル・ネバー・ギブアップ
- EHOME
- PSG.LGD
- クローズド予選勝ち抜きチーム②
北アメリカのディビジョンは6チームにより構成され、賞金総額は4万ドルとなっている。2戦先勝の総当たり戦を行い、上位4チームがプレーオフに進出する。ESL Oneは5つの招待チームを発表している。残りの1つの枠は北アメリカのクローズド予選の優勝チームが進出する。
北アメリカ招待チーム
- イーヴル・ジーニアスズ
- ビジネス・アソーシエイツ
- CR4ZY
- クインシー・クルー
- ビーストコースト
- クローズド予選勝ち抜きチーム
東南アジアのディビジョンは6チームにより構成され、賞金総額は4万ドルとなっている。総当たり戦を行い、上位4チームがプレーオフに進出する。ESL Oneは5つの招待チームを発表している。残りの1つの枠は東南アジアのクローズド予選の優勝チームが進出する。
東南アジア招待チーム
- フナティック
- TNC・プレデター
- ギークファム
- BOOM・Eスポーツ
- チーム・アドロイト
- クローズド予選勝ち抜きチーム