いよいよその時がやって来る! 大きな期待を集める新作ファーストパーソン・タクティカルシューティング『ヴァロラント』の全世界同時リリース日が6月2日となることをRiot Gamesが発表した。

 クローズドベータ期間は5月28日に終了を迎える。全てのプレイヤーアカウントは一旦リセットされ、ローンチへの準備として新コンテンツのパッチがリリースされる。

 つまり『ヴァロラント』の公式スタート日には全てのプレイヤーが新たなスタートを切り、同じスタート地点から世界中のプレイヤーたちと競い合っていくことになる。

 ローンチに合わせて、東南アジア地域も新たに追加される。

 『ヴァロラント』はPC用となり、プレイヤーたちは英語、インドネシア語、タイ語、中国語繁体字でのプレーが可能。ベトナム語も年内に実装される。プレー料金は無料で、公式ウェブサイトからダウンロードが可能となる。

 だが台湾のファンは、世界同時リリース後もあと数週間待たねばならない。現地対応のため必要とされる技術的な追加作業によるものだ。

 「ヴァロラントをできるだけ早く世界中にお届けすることが我々の目標だった。6月2日にそれを実現できることに興奮している。これはゴールラインではなく、我々の旅路のスタートに過ぎない」とRiot Gamesの『ヴァロラント』エグゼクティブプロデューサー、アンナ・ドンロンはコメントしている。

 Riotはプレイヤーたちに向けたコミットメントレベルの強化を約束し、『ヴァロラント』の世界同時リリースに向けた期待を高めている。開発チームの発表によれば、新たなゲームコンテンツ、ゲームモード、新エージェント、新マップがローンチ後まもなく追加されるとのことだ。Riotはまた、プレイヤーからの需要が高まる中でレスポンス遅延を抑制するため、短期的ロードマップの中でゲームサーバーの追加投入を重視するとも述べている。

 Riotは2009年に『リーグ・オブ・レジェンズ』をリリースしてEスポーツシーンの話題をさらった。『ヴァロラント』は同社がその後開発を進めてきた新作ゲームのひとつだ。Riotは『レジェンズ・オブ・ルーンテラ』や『リーグ・オブ・レジェンド:ワイルドリフト』などのゲームでもプレイヤーたちに新たな体験を提供することを試みている。