ONE Eスポーツは18日、『ONE Eスポーツ・シンガポール・メジャー』の開催を発表した。発表は現在開催中の『ONE Eスポーツ Dota2 ワールドプロ・インビテーショナル』のメディアデーで行われた。

 『ONEシンガポール・メジャー』は2019-20シーズンの『Dotaプロサーキット(DPC)』のメジャー最終戦となる。大会はシンガポール・インドアスタジアムで、6月20日から28日にかけて開催される。

 出場チームは賞金総額100万ドルと、1万5000DPCポイントをかけて戦うことになる。

 多くのチームにとって、この大会はストックホルム(スウェーデン)で開催される『ザ・インターナショナル2020(TI10)』への出場をかけた最後のチャンスとなる。

 ONE Eスポーツは引き続きPGL Eスポーツとのパートナーシップのもと、大会を開催する。

 ONE Eスポーツのカルロス・アリムルンCEOは「シンガポールとジャカルタでONE Eスポーツ Dota2 ワールドプロ・インビテーショナルを開催し、さらにONE Eスポーツ・Dota2・シンガポール・メジャーを開催することは、多大な労力を要する事業だった」とコメント。

 さらに「JBL、TUMI、DBS銀行、ラサダ、シークレットラボ、ハーヴィ・ノーマン、そしてレッドブルには我々の理念に共感するだけでなく、事業への出資までしてくれて、本当に感謝している。また、我々のメッセージを世界に発信してくれるHuya、Huomao、Maincast、eGG、そしてTwitchにも感謝の言葉を述べたい。また、シンガポールにONE Eスポーツの本拠地を築いてくれたシンガポール政府観光局のサポートにも感謝したい」と続けた。

 また、PGLのシルヴィウ・ストロイエCEOは「アジアで出会った最高の企業の一つであるONE Eスポーツとともに、6月に東南アジアでもう一度、素晴らしいメジャーを開催したい」とコメント。「DPCシーズンの最後のイベントとして、大会は『ザ・インターナショナル2020』への進出をかけたものとなり、素晴らしい試合と物語が紡がれることを期待している」と続けた。

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