スウェーデンのプロゲーミングチーム、アライアンスが創設メンバーでもあるミッドレイナーのグスタフ・“s4”・マグナッソンがDota2のチームに復帰すると発表した。s4は先ごろ電撃退団したネタ・“33”・シャピラに代わってオフレーンを務めるとみられる。

 s4はアライアンスの創設メンバーの一人で、2013年に『ザ・インターナショナル』で優勝し、イージス・オブ・チャンピオンに輝いたときのメンバーでもある。特にナートゥス・ヴィンケレとのグランドファイナルズのゲーム5で披露した「ミリオンダラー・ドリーム・コイル」は、ファンの間で語り草となっている。

 s4はTI4終了後にアライアンスを退団すると、チーム・シークレットに加入。しかし一年後にアライアンスに復帰すると、TI6後にはOGに移籍した。ここで新しいメタゲームに対応するために、ミッドレイナーからオフレイナーに転向していた。

 その後OGで2年間プレーしたs4は、TI8開幕の3カ月前にイーヴル・ジーニアスズに加入した。



 そしてその1年3カ月後、s4はDota2史上最も常軌を逸したロスターシャッフルの渦中に巻き込まれ、チームはアベド・アゼル・“Abed”・ユソプとロマン・“RAMZES666”・クシュナレフをチームに加えた代わりに、s4とスメイル・“SumaiL”・ハッサンを放出していた。

 紆余曲折を経て古巣に帰って来る形となったs4は、これまでOGでメジャー2勝、EG時代にTI8で3位、さらにアライアンスでTI優勝と、Dota2史上最も輝かしい実績を誇る選手だ。スーパースターが古巣でどのような活躍を見せるか注目だ。

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