“LowHigh” ことユン・スンウンは今年のREV Major『鉄拳7』で、驚くべき結果を見せた。

 昨年のREV Majorで優勝後、 チャンピオンたるLowHighはタイトルを防衛するために戻ってきたのだ。 ウィナーズ準決勝で対戦した“弦”に敗北する番狂わせがあったにも関わらず、LowHighは敗者復活戦を素早く勝ち上がる。ルーザーズの決勝では3-1の結果で弦に勝利すると、グランドファイナルでは『鉄拳』レジェンドである “ノビ”と激突した。

 ふたりは最後の闘いにふさわしいキャラクターを選択。ノビは代表的な持ちキャラであるドラグノフを使い、LowHighはシャヒーンで応じる。

 ノビはここまで無敗であり、戦略の面で少し余裕があった。サイドステップからの攻撃で、ノビはすぐさま最初の勝利を引き当てる。

 ノビは早い段階で流れを掴み、残りのゲームを支配し、最終ラウンドではパーフェクトさえ叩き出していた。

 LowHighは次のゲームでは、壁のないステージに切り替え、壁際コンボのチャンスを消した。ノビは上手く闘おうとしたが、LowHighはこのステージでの闘いに自信を持ち、ドでかいコンボで4ラウンド目を制し、2-2のスコアへ持ち込んだ。

 ノビは必死に5ラウンドを締めようと、仕留めようとする動きを見せたが、LowHighはサイドステップでかわし、多少のダメージしか与えられず、多くの攻撃のチャンスを与えてしまう。最後、LowHighはシンプルなパンチのコンボによって、2ゲーム目を奪った。

 勢いに乗り、LowHighはアグレッシブに攻め始め、相手に反応してどこからでも投げを打ち、攻撃をかわしてゆく。2-0でLowHighはノビのダウン-2を受け流し、たやすく3ゲーム目を取った。

 ノビにとって事態は芳しくなかった。LowHighは自信満々のプレイで、ノビを狂ったレイジドライブで手玉に取り、壁際コンボで4ゲームを取る。最初のセットを3-1で勝利。ノビの無敗記録をリセットする。



2セット目では、ノビのベストな努力にも関わらず、LowHighは止まらなかった。最初のゲームを3-1でとり、最後のラウンドをシンプルなスライドと下段へのフォローで終わらせる。

続いてのゲームも変わらなかった。ノビは攻勢に転じようとベストを尽くすも、ダッシュはLowHighの高速攻撃に捕らえられてしまった。LowHighは流れを掴んだまま、瞬く間に3ラウンドを制し、2セット目をものにする。

5ゲーム連続で勝利から、LowHighの優勝は決まったかのように見えた。LowHighは3セット目の最初の2ラウンドをあっさりとマッチポイントに持っていく。だがノビはなんとか生きのび、壁際のコンボとカウンターで刺すことで堅実に3ラウンドを取る。

だがしかし、ノビの願いから流れを変えるには足りなかった。最終ラウンドでノビが厳しい闘いを繰り広げるが、ビッグランチャーで LowHighを仕留めるギリギリに追い込むものの、終わらせるには十分じゃなかった。LowHighはそこからのカウンターでパンチを放ち、試合を終わらせる。3-0で最終セットを取り、トーナメントを制した。

 スターが舞い戻る。LowHighは2,500ドルと300の『鉄拳7』ワールドツアーポイントを獲得。リーダーボードで3位となった。準優勝のノビは1,250ドルと220のワールドツアーポイントを得て、9位まで順位を押し上げた。

 次の大きな『鉄拳7』トーナメントは、10月5日に開催されるONE TEKKEN Tokyo Invitationalだ。東京・渋谷のベルサーレにて、9人の世界トップ『鉄拳7』選手が15,000ドルの賞金を懸けて競い合うのだ。

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