『ドリームリーグ・シーズン13:ライプチヒ・メジャー』はプレーオフ5日目の試合が行われ、生き残った4チームによる激しい戦いが繰り広げられた。ロワーブラケットでは生き残りをかけた2つの試合が行われ、アッパーブラケット決勝では精鋭2チームが激突した。


アライアンスがリキッドを2-1で下す

 ゲーム1を制したのはアライアンスだった。序盤でリードを得るも、ダイアベースへの攻撃が失敗してしまうと、リキッドにイーブンの状況に追いつかれてしまう。

 しかしアライアンスがジャイロコプターとローのコンビネーションでリキッドを圧倒すると、最後はニコライ・“Nikobaby”・ニコロフがディヴァイン・レイピアーを手にし、リキッドにとどめを刺した。

 ゲーム2ではリキッドのマイケル・“miCKe”・ヴが完全にフリーレーンを与えられ、他のヒーローたちが残りのレーンを支配した。リキッドは8分までに3000ゴールドのリードを奪うと、そのまま逃げ切ってシリーズを1-1に戻した。

 ゲーム3ではアライアンスがチームファイトで無類の強さを誇り、わずか数分間で8キルを達成した。リキッドはその壊滅的なチームファイトから立ち直すことができず、アライアンスにシリーズ勝利を献上し、大会から姿を消すことになった。


チーム・シークレットがヴィシ・ゲーミングを2-0で下す

 今大会の優勝候補であるチーム・シークレットとヴィシ・ゲーミングが、アッパーブラケットで直接対決を迎えた。シークレットはミハル・“Nisha”・ヤンコウスキがアーク・ワーデン、ラッセ・“Matumbaman”・ウルパライネンがモンキー・キングを選択し、VGのドロー・レンジャーとパックのドラフトを沈黙させた。

 続くゲーム2でもシークレットが圧倒した。クレメント・“Puppey”・イワノフとコーチのリー・“Heen”・ゴンは完璧なヒーローを選択し、VGのジャイロコプターとローのコンビを封じ込めた。シークレットはまた、VGをチームファイトでも圧倒した。

 この勝利によって、シークレットはライプチヒ・メジャーのグランドファイナルズに進出。一方、VGはロワーブラケット決勝に回ることになった。



イーヴル・ジーニアスズがアライアンスを2-0で下す

 ゲーム1では立ち上がりから両チームともにアグレッシブなプレーをみせた。ミドルゲームまではアライアンスがキルの数でリードしたが、EGはテンプラー・アサシン、ドロー・レンジャー、ティンバーソーのコアトリオがファームに成功し、終盤に向けて布石を打った。

 EGは最終的にゲームの主導権を握り、アライアンスを降参へと追い込んだ。

 迎えたゲーム2でも、アライアンスはEGに苦戦し続けた。EGはアベド・アゼル・“Abed”・ユソプとアルトゥール・“Arteezy”・ババエフが両者ともに見事なパフォーマンスをみせ、相手に大ダメージを与えた。EGは最後にクロノスフィア→チェインフロストのコンボでアライアンスにとどめを刺した。

 イーヴル・ジーニアスズはロワーブラケット決勝へ進出し、そこでヴィシ・ゲーミングと対戦することになった。

 一方、敗退が決まったアライアンスは賞金8万ドルと1350DPCポイントを持ち帰ることになった。


 『ドリームリーグ・シーズン13:ライプチヒ・メジャー』は遂に大会最終日を迎える。

 まず最初にイーヴル・ジーニアスズとヴィシ・ゲーミングがロワーブラケットの決勝で対戦。勝者は優勝候補の筆頭であるチーム・シークレットと、グランドファイナルズで対戦する。

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