北アメリカ屈指のチームが鎬を削るリーグ・オブ・レジェンド・チャンピオンシップ・シリーズは、第2週を終えてますます白熱した展開となってきている。
そのなかで好調を維持しているのはクラウド9だ。昨年のスプリング・スプリットではチーム・リキッドに次ぐ2位に終わった彼らだが、今季は第1週でいきなりリキッドを下すと、勢いに乗って開幕から4連勝を達成した。
リーグ戦は首位C9をディグニータスとフライクエストが3勝1敗で追う展開となっている。
第2週 試合結果
第1日(2月2日)
- カウンター・ロジック・ゲーミング 0-1 100 チーフス
- ディグニータス 1-0 チーム・リキッド
- クラウド9 1-0 イモータルズ
- イーヴル・ジーニアスズ 0-1 ゴールデン・ガーディアンズ
第2日(2月3日)
- チーム・リキッド 1-0 フライクエスト
- イーヴル・ジーニアスズ 0-1 TSM
- 100 チーフス 0-1 クラウド9
- イモータルズ 1-0 ゴールデン・ガーディアンズ
第3日(2月4日)
- フライクエスト 1-0 ディグニータス
- TSM 1-0 カウンター・ロジック・ゲーミング
今週のベストゲーム:クラウド9 1-0 イモータルズ
クラウド9は今季のLCSで最も完璧なゲームを披露した。イェスパー・“Zven”・スヴェニングセンとそのチームメイトたちは、イモータルズを相手に開始から圧倒的なパフォーマンスをみせ、自軍のデスが3だったのに対し、15キルを達成している。
クラウド9はゴールド獲得数とマップ支配率で対戦相手を圧倒した。4000以上のゴールドアドバンテージを握り、さらにドラゴンの数も4頭上回った。
クラウド9はギャングプランクとエリスを使ってあっさりとジャングルを支配した。エリスを除いたすべてのチャンピオンはグローバルスキルをもっており、それがチームに大きなアドバンテージをもたらした。
最終的にクラウド9は見事なエースで完封勝利を収めた。
今週のMVP:イェスパー・“Zven”・スヴェニングセン(クラウド9)
Zvenのセナは試合を通して輝きを放ち続けた。フィリペ・“Vulcan”・ラフラメのタム・ケンチのサポートもあって、ボトムレーンで圧倒的なパフォーマンスを披露した。
Zvenはスノーボールし続けた結果、ミドルゲームではマップを横断して相手を狙撃してみせた。この場面ではヤシン・“Nisqy”・ディンサーがポール“sOAZ”・ボイヤーをスタンさせたため、Zvenはやすやすとアルティメットで狙い撃ちすることができた。
Zvenのアルティメットはイモータルズを仕留める上で決定的な役割を果たした。Zvenは密集するイモータルズを相手に狙いすましたアルティメットを浴びせた。ZhonyのグラガスをQで仕留めると、最後はニコラス・“Hakuho”・サージェントをアルティメットでキルしてみせた。
順位表
クラウド9が4勝0敗で首位を走り、それにディグニータスとフライクエストが3勝1敗で続いている。4位には4チーム(100チーフス、イモータルズ、チーム・リキッド、チーム・ソロミッド)が並んでいるため、第3週終了後には劇的な順位の変動があるかもしれない。
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