『リーグ・オブ・レジェンド・チャンピオンズ・コリア』の第2週の試合が行われ、韓国最高のLoLの名門がトップフォームを取り戻した。


第2週 試合結果

  • APK・プリンス 1-2 アフリーカ・フリークス
  • グリフィン 2-1 SANDBOX・ゲーミング
  • kt・ロルスター 0-2 T1
  • ドラゴンX 2-0 ハンワライフ・Eスポーツ
  • DAMWON・ゲーミング 0-2 ゲン・G
  • グリフィン 2-1 APK・プリンス
  • アフリーカ・フリークス 1-2 ドラゴンX
  • ハンワライフ・Eスポーツ 2-0 SANDBOX・ゲーミング
  • DAMWON・ゲーミング 2-0 kt・ロルスター
  • T1 2-1 ゲン・G

今週のベストゲーム:T1vsゲン・G

 今週のベストゲームには韓国のトップ2の強豪同士の対決が選ばれた。

 ゲーム1は一進一退のシーソーゲームとなり、ゴールド差は100以上開くことなく、アドバンテージは両者の間を行ったり来たりした。試合はほぼ互角の展開が続くが、終盤にT1がわずかなキル差で優位に立ち、最後は数的有利となってゲン・Gのネクサスを陥落させた。

 ゲーム2はまるっきり逆の展開となった。ゲン・Gは相手にほとんどのアイテムを譲りながらも、30分までに5000ゴールドのリードを得る。

 ゲン・Gはミッドレーンでの美しい攻撃によって試合の流れを決定づけた。パク・“Ruler”・ジャエヒュクがリー・“Faker”・サンヒョクとムーン・“Cuzz”・ウーチャンをキルし、その間にゲン・Gの残りの面々はエースを達成して試合を締めくくった。

 ゲーム3ではT1が序盤から完璧なタイミングで攻勢をしかけ、リードを奪ってみせる。ゲン・Gが体勢を立て直そうとするなか、キム・“Canna”・チャンドンがフォージ・ゴッドを召喚し、Rulerの進路を阻んでみせる。相手の逃げ道を完璧に塞いだT1は、ゲン・GのADキャリーを無力化し、5対4の状況を作り上げた。

 ゲン・Gは撤退するなか、キム・“Rascal”・カンヒが判断ミスによってパク・“Teddy”・ジンソンに捕まり、ガク・“Bdd”・ボソンとともにキルされてしまう。T1はこのあと、残り2人となったゲン・Gのベースに攻め込み、勝利をさらってみせた。


今週のMVP:パク・“Teddy”・ジンソン

 T1のTeddyはゲン・G戦勝利の原動力となった。このADキャリーはバックラインで見事なプレーをみせ、チームメイトのクラウド・コントロールを援護してみせた。

 この日のハイライトとなったプレーで、ゲン・Gはバロンに攻撃をしかけるT1に待ったをかけた。Bddは「ウィーバーズ・ウォール」でFakerとリー・“Effort”・サンヒョクを孤立させるが、この2人はゲン・Gの攻撃を相手に鉄壁の守りを披露する。

 壁が壊れると、T1のCannaがすぐさま「スライス&ダイス」でゲン・Gに攻撃をしかける。T1のチームメイトたちがエリア・オブ・ダメージに専念するなか、Teddyはバロン・ピットから楽々とゲン・Gを相手にトリプルキルを達成した。


順位表

 ドラゴンXが開幕4連勝で首位に立っている。

 そのすぐ後ろにはT1、ゲン・G、アフリーカ・フリークスが迫っている。

 ハンワ・ライフ、DAMWON、グリフィンが2勝2敗で中位に並び、SANDBOX、APK・プリンス、kt・ロルスターが最下位に沈んでいる。

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