『ONE Eスポーツ Dota2 ワールドプロ・インビテーショナル』への出場チームを特集する「インビテーショナルへの道」。このシリーズでは出場チームのメンバーや、『Dotaプロサーキット』や『ザ・インターナショナル2019(TI9)』での戦いぶりを分析し、12月20日から22日にかけてシンガポールで開催される大会を展望する。


2019のパフォーマンス

 Vici Gamingは『ザ・インターナショナル2019(TI9)』に出場する中国チームのなかではランキングでトップを誇っている。二つのメジャーを制したことにより、全体でもランキングは3位だった。『ストックホルム・メジャー』ではVirtus.proを3-2で、さらに『エピセンター・メジャー』でもTeam Liquidに3-2で勝利した。

 TI9ではVici Gamingは5-6位に終わった。グループステージは2位で突破し、1回戦ではTNC Predatorを下している

 しかしながら、勝者ラウンド準決勝では中国のライバルPSG.LGDに敗れ、敗者ラウンドではTeam Secretに敗退に追い込まれた。



チームメンバー

 Vici GamingはTI9からほぼメンバーの入れ替えがなかった数少ないチームの一つで、退団したのはキャプテンのパン・“Fade”イのみで、代わりにTeam Serenityからション・“Pyw”・ジアハンが加わった。

 『ONE Eスポーツ Dota2 ワールドプロ・インビテーショナル』に出場するVici Gamingのラインアップ:

  • (1) シャン・“Eurus”・チェンジュン
  • (2) ゼン・ “Ori” ・ジャオヤン
  • (3) ゾウ・“Yang” ・ハイヤン
  • (4) ション・ “Pyw”・ジアハン
  • (5) ディン・“Dy” ・コン
  • (コーチ) バイ・ “rOtK” ・ファン

 Vici Gamingでファンが注目なのは、OriとEurus(かつては“Paparazi”の名前で活躍)の二人だろう。

 両選手ともにそのポジションで世界屈指のプレイヤーとみなされており、素晴らしいコンビプレーをみせ、特にチームファイトが混戦状態になった時に力を発揮する。

 Vici Gamingは11月16日から24日にかけて開催される『MDL成都メジャー』に出場する。

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