先週のEスポーツ界のニュースはこちら!

  • 【Dota2】KUROKYが21分間で15/4/10 KDAの活躍を披露!
  • 【Dota2】PSG.LGDがヴィシ・ゲーミングをスイープ!
  • 【MLBB】アトラスが最新ヒーローに
  • 【鉄拳7】新DLCのファークラムがリリース!

Credit: Nigma Esports

【Dota2】KUROKYが21分間で15/4/10 KDAの活躍を披露!

 『WeSave!チャリティ・プレー』はヨーロッパ地区の決勝が行われ、ニグマ・Eスポーツのキャプテン、クロ・“KuroKy”・タクハソミがサポートでプレーしながらもクリンクスを使ってMVP級の活躍を披露し、チームを強豪チーム・リキッドを相手に3-1での勝利へと導いた。

 Kurokyは全ゲームで活躍したが、とりわけ輝きを放ったのは最終のゲーム4においてだった。

 Kurokyはレーニングフェイズからカギとなる活躍をみせ、10分までに5キルを達成して、リキッドのコアにマップ全域で大きなプレッシャーをかけた

 ミッドゲームに入ってもエンジンがかからないリキッドのヒーローたちを尻目に、ニグマは積極的に仕掛けていってリードを広げた。Kurokyのクリンクスがコンスタントにキルを積み重ねた結果、ニグマはほとんどのチームファイトでリキッドを圧倒した。

 まだ試合開始から20分も経過していない段階で、ニグマはすでに30キルと9000ゴールドのリードを積み上げていた。その1分後にはリキッドの降参を引き出し、シリーズを3-1で制した。

 Kurokyはゲームハイの15キルを達成したほか、10アシストを記録し、さらに喫したデスもわずかに4だった。15キルはサポートプレイヤーが25分以内で終わったDota2のゲーム史上では最多の数値となる。


Credit: Valve

【Dota2】PSG.LGDがヴィシ・ゲーミングをスイープ!

 『WeSave!チャリティ・プレー』は中国地区の決勝が行われ、PSG.LGDが3-0でヴィシ・ゲーミングに勝利した。

 ヴィシ・ゲーミング相手に2連勝したあと、PSG.LGDはミドルレーンのル・“Somnus丶M” ・ヤオがアース・スピリットを選択するという、これまでのセオリーにない布陣を採用した。

 このリスキーな選択が功を奏し、Somnusのアース・スピリットが完璧なタイミングで「ローリング・ボルダー」を命中させると、それを「ジオマグネティック・グリップ」でフォローし、ヴィシ・ゲーミングのヒーローたちを沈黙させた。

 PSG.LGDは『ザ・インターナショナル2018』では2位、『ザ・インターナショナル2019』では3位と近年のDota2シーンでもっとも輝かしい成績を挙げてきたチームでだが、今季の『Dotaプロサーキット(DPC)』のメジャー初戦『MDL成都メジャー』を欠場すると、その後の『ドリームリーグ・シーズン13:ライプチヒ・メジャー』、さらには『ESL One・ロサンゼルス・メジャー』の両大会ではオープン予選で敗退。今季は最悪のシーズンを送っていたが、ここにきてようやく本来の調子を取り戻したようだ。


【MLBB】アトラスが最新ヒーローに

 『モバイルレジェンズ:Bang Bang』のタンクのラインアップに、“オーシャン・グラディエイター”のアトラスが加わった。

 アビスマル海からやってきたアトラスは、“ランド・オブ・ドーン”で最古の生き物の一つだ。海底でメカ・セントリーを発見したアトラスは、そこから力を経て
陸上で戦えるように進化した。

 アトラスは一時的にメカと分離することができ、ゲーム戦術に新たなパターンをもたらすことが期待される。

 アトラスは攻撃の仕掛け人として優秀で、密集をコントロールし、相手を追い回すアビリティに長けている。


Credit: Bandai Namco

【鉄拳7】新DLCのファークラムがリリース!

 『鉄拳7』の最新キャラクターであるファークラムがダウンロード可能となった。ファークラムは強烈な打撃を誇るヘヴィ・ヒッターで、多彩なパターンのコンボを備えている。

 また、ウォールキャリーにも優れているため、壁が多いステージでは厄介な相手となるだろう。

  Evoジャパンで『鉄拳7』のチャンピオンに輝いたノッパラト・“Book”・ヘンパモルンは、ファークラムは多くの選手にとって「頭痛の種になる」と語り、「スピーディで圧力のあるコンボが備わっており、相手に息つく間も与えない。だから近い将来、アップデートによってその能力は弱められるんじゃないかな?」と続けている。