カプコンは新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、すべての『ストリートファイターV:チャンピオン・エディション』のライブ・イベントを中止することを決定した。

 この結果、プレミア、ランキング・トーナメント、ワールドウォリアーのライブイベントが中止になった。その代わりに、カプコンは18の地域別のオンライン・トーナメントを開催し、各大会の勝者がカプコンカップの出場権を得ることになった。この18名のほか、カプコンは昨年王者のデレク・“iDom”・ルッフィンを招待し、さらに昨年のカプコンカップでトップ31に入った選手のなかから、ファン投票で招待選手を決定する。

 カプコンカップのオンライン・トーナメントは6月6日の北アメリカの東部地区の大会で幕を開ける。また、全18大会の日程も決定した。

  • 6/6-7 北アメリカ東部地区 1 (ブロックB)
  • 6/13-14 ヨーロッパ東部地区、中東部地区 1 (ブロックF)
  • 6/27-28 東南アジア地区 1 (ブロックG)
  • 7/4-5 南アメリカ地区 1 (ブロックD)
  • 7/18-19 ヨーロッパ西部地区 1 (ブロックE)
  • 7/25-26 東アジア地区 1 (ブロックH)
  • 8/8-2 中央アメリカ地区 (ブロックC)
  • 8/15-16 北アメリカ西部地区 1 (ブロックA)
  • 8/29-30 北アメリカ東部地区 2 (ブロックB)
  • 9/12-13 ヨーロッパ東部地区、中東部地区 2 (ブロックF)
  • 9/19-20 東南アジア地区 2 (ブロックG)
  • 9/26-27 南アメリカ地区 2 (ブロックD)
  • 10/10-11 ヨーロッパ西部地区 2 (ブロックE)
  • 10/17-18 中央アメリカ地区 (ブロックC)
  • 10/24-25 中央アメリカ地区 2 (ブロックH)
  • 11/7-8 中国 (ブロックJ)
  • 11/14-15 オーストラリア (ブロックI)
  • 11/21-22 北アメリカ西部地区 2 (ブロックA)

 カプコンはまた、カプコンカップ2020の開催日を延期することも発表している。当初大会は今年の12月にパリ(フランス)で開催予定だったが、2021年の第一四半期にアメリカで開催することが決まった。

 なお、カプコンカップの出場枠が32から20に減少したに伴い、アジアで開催されるオンライン・トーナメントは6大会のみとなってしまった。昨年のカプコンカップにはアジアから18名の選手が出場し、そのうち14選手は日本人選手だった。