家の内装をみれば、住んでいる人間のひととなりがわかるとはよく言ったものだが、それは果たしてゲーミングチームにも当てはまるだろうか?
本日は世界で最も“すごい”といわれている、5つのEスポーツ施設をみてみよう。
5位:フナティック本部
サイズ: 1500平方メートル
場所: イギリス/ロンドン
最も印象的な設備: DJブース、2つのキッチン
国際的なEスポーツのブランドであるフナティックは世界中に支部を持っており、各地で選手に施設を提供しているが、その本部はイギリスのロンドンにある。
中に入ると、ワイルドでエネルギッシュな選手たちのためにDJブースが用意されており、天井からはミラボールが吊るされている。どうやらフナティックは“パリピ”の集まりらしい!
ゲーム設備とは別に、フナティックの本部には2つのキッチンがあり(1階と2階に1つずつ)、選手がひと息つけるように中庭もある。
4位:キャブス・レギオン・GCのレギオン・レア・リット
サイズ: 800平方メートル
場所: アメリカ/クリーブランド
最も印象的な設備: センサリー・インクルーシブ設備
『NBA 2K』リーグのチームであるキャブス・レギオン・GCは昨年、自前のEスポーツ施設である「レギオン・レア・リット」をオープンさせた。施設には最高級のゲーム設備と、防音のストリーミング設備などが備わっている。
「レギオン・レア・リット」のなにがすごいかというと、「クリーブランド・レック・Eスポーツ・クラブ」という地元の少年たちに向けたチームを運営していることで、少年たちがEスポーツの世界でキャリアを築いていけるようにサポートしていることだ。
また、最近では感覚過敏や自閉症の方でもゲームを楽しめるように、センサリー・インクルーシブ設備もオープンした。
3位:コンプレキシティ・ゲーミングのゲームストップ・パフォーマンス・センター
サイズ: 3300平方メートル
場所: アメリカ/テキサス州
最も印象的な設備: コグニッションラボ、5メートルのスクリーン
北アメリカの老舗Eスポーツチーム、コンプレキシティ・ゲーミングは自前の施設を「アメリカで最も進歩的なEスポーツ施設」と豪語している。
その言葉に嘘はなく、ゲームストップ・パフォーマンス・センターでは、大会に出場する選手たちに最高の準備をしてもらうために、気候条件の調整、観客の声援のシミュレーション、さらに選手に実際の競技環境の雰囲気を体験してもらうための照明設備まで用意してある。
また、ゲームストップ・パフォーマンス・センターでは選手の認識スピードを高めるために、コグニッションラボまで備わっている。
ゲームストップ・パフォーマンス・センターの声明によれば「ユニークな対戦型のゲームを通して、認識力と反応を徹底的にテストし、選手たちの認識力や決断力、集中力を高めることが目的」としている。
また、地域が停電になってもこの施設ではゲームを続けることができる。なぜなら自前の発電機をもっていて、2時間までなら電力を持続することが可能だからだ。
またゲームストップ・パフォーマンス・センターには5メートルの高さのあるスクリーンがあり、そこでファンが大会の模様を観戦することも可能だ。
2位:100チーフスのキャッシュ・App・コンパウンド
サイズ: 4500平方メートル
場所: アメリカ/ロサンゼルス
最も印象的な設備: 巨大なLEDスクリーン、メキシコ料理のケータリング
このリストの中で最も新しいのが100チーフスの本部で、建設費には3500万ドルかかったといわれている。この黒と白の新築の施設はただのオフィスではなく、『リーグ・オブ・レジェンド』や『フォートナイト』に出場する選手たちのためのトレーニング施設が備わっている。
この4500平方メートルの施設にはストリーマーやコンテンツクリエイターのための専用部屋がいくつも入っており、巨大なLEDスクリーンまで備わっている。イチオシはなんといってもメキシコ料理のケータリングだ!
1位:オー・マイ・ゴッドの本部
サイズ: 6700平方メートル
場所: 中国/上海
最も印象的な設備: 西暦3000年からやってきたと思われる内装
この近未来的な施設に足を踏み入れれば、誰でも「オー・マイ・ゴッド」とつぶやいてしまうだろう。外観も圧倒的で、3階建ての建物はまるで宇宙船の様に見える。
中国のゲーミングチームであるオー・マイ・ゴッドはグテン・デザイナー・スタジオと手を組み、究極のEスポーツ施設を実現させた。
最上階はオー・マイ・ゴッドの『リーグ・オブ・レジェンド』チームが独占している。
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