『リーグ・オブ・レジェンド・チャンピオンズ・コリア』はスプリング・スプリット2020の個人スタッツをリリースした。これによって、リーグのトッププレイヤーたちの傑出した成績が浮彫りになった。

 本日はそのなかで最も目を惹いたスタッツを厳選してお届けする。


最多のペンタキル:HyBriD(3回)

 リー・“HyBriD”・ウージンは今シーズン最も恐れられた選手となった。新人であるにも関わらず、このバックラインの稼ぎ頭はLCKスプリットのデビューイヤーに3度のペンタキル(5人の同時キル)を達成した。いずれのペンタキルもAPK・プリンスを勝利へと導くビッグプレーとなった。


最多のソロキル数:ChovyとNuguri(18回)

 ペンタキルはチームの協力なしには達成できないが、ユン・“Chovy”・ジフンとジャン・“Nuguri”・ハエジャンは最も多くの1vs1のデュエルを制し、個人能力の高さをみせつけた。ドラゴンXのミッドレイナーとDAMWON・ゲーミングのトップレイナーは、それぞれ18回のソロキルを達成し、リーグ最高のソロキラーであることを証明してみせた。

 NuguriとChovyは同じようなプレースタイルをもち、よくよくミッドとトップでポジションチェンジをみせる。双方ともに最も攻撃的なチャンピオンであるアートロックスとランブルを多用し、易々と相手のメイジをキルしてみせた。Nuguriはさらに、セトやジャイスを使ってトップレーンでも頻繁にキルを達成した。

最多のファーストブラッド:Clid(12回)

 ゲン・Gに移籍して以来、キム・“Clid”・テミンは血に飢えたジャングラーへと変貌を遂げた。また、LCK最高のジャングラーというだけでなく、Clidはキャリーのチャンピオンを使ったアクティブなプレースタイルで知られる。

 リーシンやジャーヴァンIVを多用するClidは、マップを徘徊してファーストキルのチャンスを常に窺っている。割合でみると、Clidはゲン・Gのファーストブラッドの61%に関与し、そのおかげゲン・Gは75%の試合でファーストブラッドを手にしている。


1試合最多キル数:DAMWON・ゲーミングvsAPKプリンス戦(51回)

 今季LCKにおけるDAMWON・ゲーミングvsAPKプリンスの一戦は、流血の惨事となった。DAMWON・ゲーミングは4連敗中ということもあって、力の落ちるAPKを相手に是非とも勝利を欲していた。幸運も手伝ってか、DAMWON・ゲーミングはAPKを最後のチームファイトで上回り、相手の21キルに対して30キルを達成した(両チーム合計で51キル)。また、この試合は今季最長の試合にもなり、54分36秒に及んだ。


最多キル:Deft(255回)、最多アシスト:Keria(473回)

 キム・“Deft”・ヒョッキュとリュ・“Keria”・ミンソクの達成は連携プレーの賜物だ。

 Deftは55試合で255キル(1試合平均4.6キル)を達成し、今季のLCKで最も破壊力のあるADキャリーだった。このドラゴンXのバックライナーはKeriaをはじめとするチームメイトたちのクラウドコントロールと連携し、最適なポジショニングで相手チャンピオンを狩り尽くした。

 一方のKeriaは今季がルーキーイヤーだったにもかかわらず、Deftと見事な連携プレーをみせ、473アシスト(1試合平均8.6アシスト)を記録してリーグ最高のサポートプレイヤーであることを証明した。

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