『SEAゲームズ2019』の『アリーナ・オブ・バロール』(以下、AoV)トーナメントで金メダルを決める決勝にて、インドネシアのEVOS Esports(以下、EVOS)はタイのWorkpoint Fighting Fish(以下、WFF)に挑む。

 この戦いはインドネシアが2-1で勝利したアッパーブラケット決勝戦の再戦となった。


ゲーム1

 タイは最初のゲームを支配。インドネシアのタワーすべてを倒し、あっさりと破る。ナパカン・“BlueNoPing”・ チャイシリのQuillenがもっともチームキルを奪い、チームでの激突でインドネシアのメンバーを狙い撃ちした。

 タイのキャプテン、ラサグン・“ Gzy” ・スヴァンチャイによるZipは並外れた試合展開を行った。以下の動画では、タイがインドネシアの本拠地に押し入る間、Gzyがdrakeを飲み込み、死に際から救いだし、それを吐きだしてタイの攻撃を維持。試合に勝利するのをフォローした。


ゲーム2

 2ゲーム目はインドネシアが好調なスタートを切る。ハルタワン・“ Wyvorz”・ムリアディのFlorentinoが最初にキルしたのだ。

 インドネシアはタイのオフレーンからタワーに向かい、攻め入ることができたものの、タイの優れたディフェンスは彼らを寄せ付けず、なんとか流れを変えた。

 すぐにタイは反撃し、インドネシアの本拠地に向かい、二手に分かれて攻め込んだ。数回のピックの後、インドネシアは彼らの基地を守ることができず、タイはわずか14分でゲーム2を終えることができました。



ゲーム3

 両チームは、まるで交互につぶし合う耐久テストの如き3ゲーム目の幕を開けた。しかし6分時点で大きな激突からインドネシアは3対1となり、袋叩きの展開になりかかるが、タイは助けが間に合わせ、3対3の闘いに戻す。インドネシアはなんとかタイのオフレーンのタワーを破壊しましたが、その中で2人のメンバーを失う。

 タイのシャノン・ “NongTee ”・ケトカーンは、2人のメンバーを失いながらすぐさま反撃。タイがインドネシアの本拠地に侵攻し始めたとき、さらに2人をキルする。

 誰も守る余裕がなく、タイはインドネシアの本拠地へ押し寄せ、3連勝を獲得。3-0で終了し、金メダルを獲得した。

 順位はタイが金メダル。インドネシアが銀メダル。そしてベトナムが銅メダルを手にした。

スクリーンショット:Kristine Tuting / ONE Esports

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