今週のEスポーツ界の出来事をおさらい!

  • 【Dota2】EGがBTS・プロシリーズのアメリカ大会優勝!
  • 【Dota2】フナティックがBTS・プロシリーズの東南アジア大会優勝!
  • 【LoL】Doubleliftがリキッド退団の理由を語る
  • 【OW】リーグMVPのSinatraaがヴァロラントに参戦!

Credit: ONE Esports

【Dota2】EGがBTS・プロシリーズのアメリカ大会優勝!

 イーヴル・ジーニアスズがBTS・プロシリーズ・アメリカ・トーナメントのグランドファイナルズでクインシー・クルーを3-1で下し、アメリカ大陸最強の称号を手にした。優勝賞金は2万1000ドルだった。

 EGはグランドファイナルズの初戦で敗れたが、そのあと立て続けに3ゲームを連取。ハードキャリーのアルトゥール・“Arteezy”・ババエフ、そして代理でミッドレイナーを務めたエリック・“Ryoya”・ドンの活躍が光った。

 EGはこれで参戦したトーナメントは3大会連続で制したことになる。EGはこれまで『WeSave!チャリティ・プレー:北アメリカ大会』、『ESL One ロサンゼルス2020:北アメリカ大会』を制していた。


Credit: Fnatic

【Dota2】フナティックが10勝0敗でBTS・プロシリーズの東南アジア大会優勝!

 フナティックはBTS・プロシリーズ・アメリカ・トーナメントで優勝を果たし、東南アジアの盟主であることを満天化に知らしめた。グランドファイナルズでもTNC・プレデターを3-0で寄せ付けず、10勝0敗とパーフェクトな成績で大会を締めくくった。

 フナティックのハードキャリー、ヌエングナラ・“23savage”・ティーラマハノンはグランドファイナルズで圧倒的なパフォーマンスを披露し、アルケミスト、ファントム・アサシン、リカンを使って通算21/1/33 KDA(キル・デス・アシスト)を記録した。

 フナティックもEGと同様、出場したトーナメントを3大会連続で制している。フナティックはここまで『Dotaサミット11』、『ESL One ロサンゼルス2020:東南アジア大会』を制していた。


Credit: Doublelift and Team Liquid

【LoL】Doubleliftがリキッド退団の理由を語る

 『リーグ・オブ・レジェンド』のスター選手で、現在チーム・ソロミッドで活躍するイーリャン・“Doublelift”・ペンが、チーム・リキッドでの最後の日々について語った。

 Doubleliftによれば、歯車が狂い始めたのは2019年の世界選手権のあとだったという。当時のチームは『リーグ・オブ・レジェンド・チャンピオンシップ・シリーズ』を連覇していたため、Doubleliftはそのままメンバーを固定することを望んでいた。

 ところがリキッドはDoubleliftの盟友だったジャック・“Xmithie”・プチェロをオフシーズンにリリース。さらにマッズ・“Broxah”・ブロック・ペデルセンも本調子ではなかったため、ジャングラーを頻繁に入れ替えた結果、Doubleliftはモチベーションを失ってしまったという。Doubleliftはまた、チームがそもそもXmithieとの契約を解除しなければ、あのような問題は起きなかったはずだとした。


Credit: Overwatch League

【OW】リーグMVPのSinatraaがヴァロラントに参戦!

 オーバーウォッチ・リーグのMVPであり、2019年にはリーグ・チャンピオンに輝き、さらに同年のワールドカップでも優勝したジェイ・“Sinatraa”・ウォンがオーバーウォッチのプロシーンからの引退を発表。今後はRiot Gamesのタクティカル・シューター、『ヴァロラント』のプロに転向する意思を表明した。

 Sinatraaはオーバーウォッチの人気選手の一人で、少なくとも昨季はリーグの顔といえる存在だった。同選手はサンフランシスコ・ショックで史上初のパーフェクト・ステージを達成すると、その勢いでチームをリーグ優勝へと導いていた。

 Sinatraaは今後、センチネルズ・Eスポーツの一員としてヴァロラントに参戦する。センチネルズには『カウンターストライク:グローバルオフェンシブ(CS:GO)」の元プロ選手であるシャーゼブ・“ShahZaM”・カーンとハンター・“SicK”・ミムス、そして『エーペックス・レジェンズ』の元プロ選手であるジャレド・“Zombs”・ギトリンがすでに在籍している。なお、5人目のメンバーについてはまだ発表されていない。