バーバ・ヤーガが帰ってきた!

 『フォートナイト』の開発者であるエピックゲームス社は、ファンに向けて飛びっきりのプレゼントを用意した。今回、ゲーム内で最も人気のある時間限定イベントの一つである「ウィックス・バウンティ」が復活。映画『ジョン・ウィック』シリーズとコラボしたこのイベントは、12月18日から1月2日まで行われているウィンターフェスの一部として公開されている。

 ウィックス・バウンティは今年の5月にシリーズ最新作『ジョン・ウィック:パラベラム』の公開に合わせてリリースされた。エピック社がゲーム内容に特に変更を加えた様子はないため、今回リリースされたものも、当時と同じチャレンジ、褒美、アイテムを揃えたものだとみられる。



 なお、現在フォートナイトのゲーム内では、いくつか思わせぶりな演出が行われいる。ゲームのファンたちは、これは開発者が年末に向けてなにか大きな悪ふざけを企んでいることを示唆するものではないかと憶測している。そんな疑心暗鬼になっているファンたちにとって、この「ウィックス・バウンティ」のリリースは多少の気晴らしくらいにはなるだろうか?

 数日前にはゲーム内で強い吹雪が吹き荒れる演出があった。これはフォートナイトで通常用いられる冬用のマップとは違って、マップ内の特定箇所を訪れると、視界を遮るような強い吹雪が吹き荒れるという演出だ。ファンたちは、この現象はなにか重要なイベントを示唆するものではないかと睨んでいる。

Screenshot by: Jason Marges/ONE Esports

 この他にも、ゲームのリプレー画面に、ディスコのミラーボールが映り込むという現象が起きている。

 この演出はファンのなかでも賛否両論を巻き起こしている。というのも、これはプレイヤーたちに「強制ダンス」をさせた2019年の新年イベントを想起させるもので、当時は多くのファンの不興を買っていたからだ。なお、楽観的なファンのなかには、これは「ディスコ・ドミネーション」の時間限定イベントを示唆するものであるという、ポジティブな見方をするものたちもいる。

 また最近では、データマイナーの“Lucas7yoshi”がゲーム内で間もなく使用できるようになる一対の武器の存在をリークし、2020年の新年イベントは昨年のものと大して変わらないことを示唆している。

 一方で、ファンを驚かせることが大好きなエピックゲームスのことだから、昨年のギミックの使いまわしはないだろうという見方もある。

 幸いにも、新年まで残すところあとわずかだ。サプライズの内容がなにか、「ウィックス・バウンティ」をプレーしながらゆっくりと待つのが吉だろう。

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