ナショナル・ホッケー・リーグ選手協会(NHLPA)は、ライブチャリティートーナメント『NHLPAオープン・フィーチャリング・フォートナイト』を5月18日の午後2時から5時まで(日本時間19日午前3時から6時まで)開催することを発表した。

 『NHLPAオープン・フィーチャリング・フォートナイト』には60人以上のNHLプレーヤーたちが参戦し、それぞれの町を代表してトリオで対戦する。参加選手にはセバスティアン・アホ、トーマス・シャボット、ジョニー・ゴドロー、ウィリアム・カールソン、クレイトン・ケラー、トラビス・コネツニー、ミッチ・マーナー、ブライアン・ラスト、アレックス・タックなどが含まれる。

 賞金総額は20万ドルとなり、選手の選択したチャリティーに寄付されることになる。

 プロジェクトの発案者はコロラド・アバランチのJ・T・コンファーとトロント・メープルリーフスのザック・ハイマンだ。

 「NHLにもフォートナイトに熱中しているプレーヤーはたくさんいる」とコンファーは語る。「今は氷の上で戦うことはできないが、しっかりと皆さんに恩返しをすることが大事だ。大勢の視聴者の皆さんに僕らの競技スキルをオンラインでお見せできるのを楽しみにしている。イベントの実現が待ち遠しい」

 リーグ内の多くの選手たちが「(チャリティートーナメントへの)参加を楽しみにしているだろう」とハイマンも述べている。

 「これまでにも多くの選手たちが様々なゲームイベントに参加してきた。これほど大きなグループの選手たちが団結して、独特な形でチャリティー目的の勝負をするチャンスがあれば、喜んで参加してくれる選手が大勢いることをJ・Tも僕も分かっていた」

 『NHLPA』は、このチャリティートーナメントが「ホッケー界のトップスターたちとファンを結びつける」ことも、「選手の選んだチャリティー団体に恩恵をもたらし、ホッケーコミュニティーに楽しみを届ける」こともできると期待している。

 「この不安な時期に、選手たちは数え切れないほどの活動に参加してきた」と『NHLPA』エグゼクティブディレクター特別補佐のマテュー・シュナイダー氏は語る。「NHLPAオープン・フィーチャリング・フォートナイトは、NHLPAのメンバーが氷の上を離れても繋がっていること、恩返しをしたいという思いを共有していることの象徴だ。選手たちは今まで何度もそういう姿勢を示してきた」

 『NHLPAオープン・フィーチャリング・フォートナイト』は3時間のスペシャルライブイベントとしてESPN Eスポーツ・Twitchチャンネルでライブ中継される。