Evoジャパンで『鉄拳7』のチャンピオンに輝いたノッパラト・“Book”・ヘンパモルンは、3月24日にリリースされたダウンロード・キャラクター、ファークラムでのプレーを現在テスト中だ。

 ONE Eスポーツのインタビューに答えたBookは、「ファークラムはプレーしていて楽しいキャラクターだ。コンボが多彩で楽しいのは、ムエタイのファイターならではだね」とコメント。「様々な選択肢のなかからインプットするボタンを選べるので、プレイヤーは次に繰り出す打撃がハイなのか、ミドルなのか、ローなのか、自由自在に選べるんだ」と続けている。

 香港を拠点とするプロゲーミングチーム、タロン・Eスポーツ所属のBookは、ファークラムについて「強すぎる」という評判が立っていることについては、おそらくバンダイナムコの戦略だろうとコメント。バンダイナムコは多くのプレイヤーにファークラムでプレーしてもらい、彼らからフィードバックを得ることで、今後その能力バランスを調節するつもりなのだろうと語った。

 「現時点では、僕は自分のプレースタイルを変えるつもりはない。ファークラムでのプレーを1日試してみただけでは、かれがティアSのキャラクターなのかどうかは判断がつかない。鉄拳のロスターにいる大型キャラクターのなかで、クマやマードックのようにサイドステップの問題がないという意味では、今後トーナメントで使う上で、有力な選択肢の一つになりうるだろうね」



 「新型コロナウイルスの感染拡大によって鉄拳ワールドツアーが中止となっているため、僕は次のトーナメントまでにたっぷりとファークラムを試す時間があるといえる。まだ誰もプロの大会でファークラムを使ったことがないので、彼はきっと頭痛の種になるだろう。ファークラムにはスピーディで圧力のあるコンボが備わっており、相手に息つく間も与えないの。だから近い将来、アップデートによってその能力は弱められるんじゃないかな?」と結論づけている。

 現在ファークラムは『鉄拳7』のシーズンパス3のダウンロードキャラクターとしてプレー可能となっている。

 鉄拳7のファンはBookのTwitterアカウント@booknopparutをフォローするか、twitchチャンネルを視聴することで、ファークラムを使ったBookの最新プレーを視聴可能だ。

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