Dota2の最高峰『ザ・インターナショナル2010(TI10)』の視聴のためのバトルパスがリリースされたが、24時間以内でトーナメントの賞金総額が860万ドルを突破した。

 TI10の賞金総額はバトルパスの総売上によって決まるが、Dota2・プライズプール・トラッカーによると、賞金額へのレベニューシェアがわずか1日で707万5928ドルに達した。これをベース金額の160万ドルと併せると、T110の賞金総額は早くも860万ドルに達したことになる。

 なお、前年のT19の賞金総額は、バトルパスのリリース日には740万ドルに達しており、それは当時のあらゆる記録を打ち破るものだった。今年はそれに100万ドル以上が上乗せされたことになる。

 また、TI8、TI7、TI6のリリース初日の賞金総額はそれぞれ560万ドル、470万ドル、420万ドルだったため、そのことからもバトルパスの売上の順調な伸びを見て取ることができる。

 なお、クラウドファンディングの額は史上最高額に達したものの、TI10は新型コロナウイルスの感染拡大によって、開催が延期となっている。TI10は当初、8月18日から23日にかけて、スウェーデンのストックホルムで開催予定だった。